年収薬剤師になりたい!
- エース
- 高年収薬剤師Aさん、ありがとうございます。かなり条件が良い職場があることに驚きました。できることなら転職したい⋯(笑)ではでは、続いて好年収薬剤師Bさんの年収を公開してもらいましょう!
- 年収:Bさん
- そうですよね、このタイミングで出しづらいけど(笑)いきます!
- 年収:Bさん
- オトコ薬剤師の年齢別平均と比べるとまあ普通かなと思います。
ただ、年収だけじゃ見えない、いいこともありますよ好年収は!
- エース
- おお!Bさん心強い(笑)その理由は!?
- 年収:Bさん
- まず新卒からは東北や北陸のエリアで勤めていました。まず、地方で働いてみたかった思いがあります。地元が関東の僕が地方で就職すると良いことは、家賃補助が8割ほど出る。なのでその期間はかなりお金が溜まりましたね。
- エース
- そうか、給与明細には現われない魅力があると!
- 年収:Bさん
- はい。1〜2年目くらいだと、大学の同期とかで集まってお酒も入ると、だいたいお金の話になるじゃないですか(笑)まぁ僕はそんなにお給料が高い方じゃないので、仲間の華々しい金額を聞いて「ホントかよ?」と思うことがよくありました。さっきのAさんの給与明細見てもそう思いましたけど(笑)その分彼らは残業が多かったり、休みが取れなかったりといろいろ愚痴も聞きますよね。
- 年収:Aさん
- 確かに僕も当時はそうでした。お給料が良い分、何かを犠牲にしているケースは多いですよね。
- 年収:Bさん
- 僕は流行りの「草食系男子」なので、そんなに物欲もないんですね(笑)なので今のところは給与もそこそこ、ワークライフバランスも取れて、薬剤師として成長できる。バランスよく働けることをとても重視しています。
好年収はバランス勝負!
- エース
- 今、バランスというキーワードが出ました。好年収薬剤師にとって重要なことですよね。好年収薬剤師Bさんが他の方に“バランスの良い職場への転職アドバイス”するとしたら、どうしますか?
- 年収:Bさん
- いろいろありますが、こういうことですかね。
- 好年収はこう探せ!
- 働きやすいシステムは大事!
- 好年収の落とし穴
- スピード感は⋯?
- エース
- ほほう、ここでいうシステムとは?
- 年収:Bさん
- 今の会社は、在庫管理や発注システムなど、先端のものを取り入れています。個人の薬剤師としての機能以外は、ほぼその仕組みで補えています。フォロー体制がしっかり整っているのが心地よく働けるポイントですね。僕は小さな薬局も経験していますが、ルールが曖昧だったり、地味な作業が多かったり、よくありますよね。人の集中力にも限界があると思うので、作業が多く意識が分散してしまうとミスも発生してしまいます。
- 年収:Aさん
- 言われてみると、大きい会社にいた時はその仕組みやルールは整っていましたね。個人系の薬局だとそこのフォローまで自分でしないといけない。
- 年収:Bさん
- そうなんです。今は仕組みのおかげで、調剤〜監査〜服薬指導〜薬歴作成、薬剤師の本質に注力できます。前の職場は月2,000枚ほど捌くような薬局でしたから、病院が終わるまではひたすら追われて、終わってからようやくご飯を食べられると言う感じ。作業が多いと残業時間も増えてしまいます。もう少しバランスよく働けたらな、と思ったのが転職のきっかけです。
- エース
- では年収よりも、働く環境を重視した転職だったんですね。
- 年収:Bさん
- はい。年収ベースではなく、「休み」に基準を置きました。今の職場の良いところは、土日祝完全休みということです。なかなか調剤薬局で土日休みって少ないんじゃないでしょうか?連休が取れる!というのが薬剤師人生での1番の驚きです!
- 年収:Aさん
- それは好条件ですね!奥さんが土日休みなので、土曜日も休めたら予定が合うので羨ましい。
- 年収:Bさん
- 働きやすさでいうと他にもあります。例えば仕事が集中して、1人だけ残業が長くなってしまう、という事が今の会社はありません。薬局長が状況を見ながらバランスよくシフトの割り振りを考える仕組みがあります。さらに僕は朝が弱いので、朝は遅めのシフトにしてほしいと頼んでいます(笑)規模が大きいと薬剤師の人材も揃っているわけで、代わりがいる。個人の要望も聞いてもらえるケースもあります。もちろん全てとは言いませんが、小さな薬局にいた時より、実は自由だったりします。
- エース
- ほー、本当によくできていますね。大きな会社だと人材が豊富にいて、さらに薬局機能への投資やノウハウが詰まっている、というのは学びがありますね。
- 年収:Bさん
- 説明を聞いたら、薬剤師としての働きやすさを突き詰めている姿勢に共感する事が多くて、転職を決意しました。あとエリアですが、色々事情もあって実家から通える距離で探していて、ちょうど見つかったのもポイントですね。
- エース
- では、好年収のネガティブなポイントで「スピード感」を上げていますが、そちらは?
- 年収:Bさん
- 大きい会社だと、横並びで牧歌的な雰囲気でもあります。もちろんちゃんと評価してもらえますが、すごく活躍する人、地味な人、そこまで大きな差が出ることはありません。教育も受けられ、周りも面倒見が良い、そんな環境で「のんびり」と成長したい人にはピッタリかと思います。上で挙げた「スピード感」は反対にありません。ハイスピード出世や一気に給与アップ、みたいなサクセスストーリーは稀にしか存在しない世界ですね。
- 年収:Aさん
- 確かに、そういう環境に不満を持つオトコ薬剤師もいそうです。
僕はちょっともどかしく感じてしまいそうかな。
- 年収:Bさん
- 人の性格で向き不向きはありますよね。今の店舗は、患者さんは来ない時は来ないですし、のんびりやれています。個人的にはそういう時間も良いかなと。薬剤師って本来そういう人の割合が多そうじゃないですか?(笑)
- エース
- なるほど。メリットとデメリットが存在する中で、好年収薬剤師Bさんは何を大事にしているか?という姿勢を明確にされているように感じました。お二人のお話をまとめると、条件・タイミング・エリアの要素を見極めること。また薬剤師として働くことの明確な軸を持つこと。そうすれば、良い転職先が見つかるのかもしれないですね。
- 年収:Aさん
- そうですね、高年収を狙うにしても、もちろん他の条件も大事。しっかり見極めて選ぶことが大切ですよね。自分を振り返ると、ラッキーなタイミングで転職できた、という実感もあります。定期的に情報はチェックしたいですよね。
- 年収:Bさん
- 経験を積んだら見えてくるものがありますね。30歳前後くらいだと一つ大きな転機になるかもしれません。皆さんもぜひ思い切ってチャレンジしてみてください!
- エース
- 高年収薬剤師Aさん、好年収薬剤師Bさん、今日はありがとうございました。
- Aさん & Bさん
- ありがとうございました!
- エース
- 好年収・高年収あなたはどっち?次ページで転職先を検索してみてくださいね!