- エース
- 今回は、薬剤師がポケットに忍ばせているだろう「メモ」について、その謎に包まれた全貌を明らかにしたいと思います。若手を代表してオトコ薬剤師のIさんと一緒に男女100人以上の薬剤師さんに調査したアンケート結果を検証、そしてIさんのメモもじっくり拝見したいと思います。いやー、楽しみです。
- Iさん
- よろしくお願いします。なんか、緊張しますね。…あの〜エースさん、事前に連絡いただいていたメモなんですが…やっぱり見せなくてはダメですよね?!
- エース
- え?!それが今回の企画なので…!!汗
もしかしてIさん、メモを忘れてしまったとか…!?
- Iさん
- いえいえ、持ってきました。改めて始まると、お見せするのがちょっと恥ずかしくなってきちゃって(笑)。今、覚悟を決めました!
- エース
- メモを人に見せるなんて恥ずかしいですもんね、わかります。今回はありがとうございます!
安心したところで、まず調査結果を一緒に見ていきましょう。
Q. 薬剤師業務における知識などを書き込む自分だけのメモやノートはとっていますか?
- エース
- メモを持っている人が女性薬剤師で91%、男性薬剤師で85%という結果に。
Iさんとしてはいかがですか?納得?それとも意外な結果ですか?
- Iさん
- みんな使っているイメージはありましたが…それにしても高い数字だと思います!他の人のメモについてはこれまで意識したことがなかったけど、確かに調剤室で何かメモを見ながら作業している人をよく見ますし、私もその一人です。
- エース
- Iさんは調剤室でメモを見ているんですね。他の人がメモをどこで見ているかについてもアンケートを取りました!その結果がコチラです。
Q. メモを見る場所はどこですか?
- エース
- Iさんと同じく、調剤室でメモをみているという人が圧倒的に多いですね。これはなぜだと思いますか?
- Iさん
- 調剤している時は、メモを確認したくなる場面が多いですよね。服薬カウンターでメモを見ている人が1割弱いるのには結構驚きです。カウンターでは患者さんに悟られないように、私は一瞬背を向けて確認しますね(笑)
- エース
- 確かに、患者さんの前でメモを開くというのはちょっと抵抗ありますね〜。
早速ですが、Iさんのメモ帳を見せてもらえますか?
- Iさん
-
はい。使い込んでいて結構ボロボロなんです!こちらになります。
- エース
- お!2冊持ちですか!そして3色ボールペンですね。
- Iさん
-
はい。この2冊とボールペンを常に白衣のポケットに入れて持ち歩いています。
- エース
- ポケットに2冊って、結構重そうですね(笑)薬剤師の持っているメモのサイズについても、アンケート結果を見てみましょう。
Q. 利用しているメモのサイズを教えて下さい
- エース
- ポケットサイズが9割弱。これは納得の結果ですね。ちなみにIさんは2冊のメモをどのように使い分けしているんですか?
- Iさん
-
1冊はPCの使い方とか、会社のシステムとか、業務の流れとか、レセコンのコードとか。薬の知識以外、薬局の店舗業務的な内容をまとめたものです。これ(写真)なんかは、お店のクローズの時の手順ですね。
- Iさん
- もう一冊は薬の知識だったり、勉強会やメーカーさんから聞いた話だったりをメモしたものです。
- エース
- 若手の頃は特に覚えることが多いですからね。業務と薬の知識をノート別に分けているというのは情報がごっちゃにならなくて良いアイデアですね!ちなみに、このノートは何冊目ですか?
- Iさん
- 3冊目になります。勤務先が変わるごとにメモが変わっているという感じです。例えば調剤併設店舗のドラッグストアなのか門前薬局なのかによって、メモの内容もガラッと変わってきますから。
- エース
- ふむふむ。その辺りをもっと詳しく聞かせてください!