Why did you come to Tohoku?

YOUは何しに地方都市へ? 東北編

地方都市で働く薬剤師の生の声をインタビューする
「YOUは何しに地方都市へ?」が始まりました!
普段なかなか知ることのできない
地方薬剤師ライフの魅力に迫ります!

東北地方で働く薬剤師 持丸さん(40歳) x エース
  • 01 YOUは何しに東北へ?
  • 02 東北の震災と薬剤師
  • 03 地方都市で薬剤師をする魅力

01 YOUは何しに東北へ?

なぜ東北で薬剤師をやっているのですか?

エース:
はい、というわけで「YOUは何しに地方都市へ?-東北編-」のお時間です。今回は東京出身なのに、薬剤師としてはほとんどのキャリアを東北で過ごす持丸さんをゲストにお迎えしました。
では早速質問したいのですが、YOUは何しに東北へ!?
持丸:
はい、当たり前なんですが、薬剤師として働きにやって来ました(笑)4月に新卒入社して翌年の2月まで東京にいたんですが、会社として東北地方に店舗を展開するタイミングでした。全国勤務コースで入った経緯もあって、「行ってみないか」って言われて。
エース:
え、新卒からということは人生の半分近くを東北で過ごしていらっしゃるんですか!
持丸:
そうです。出身は東京町田市ですが、会社の仲間からはもう福島の人だと思われています。異動したばっかりの頃は「お前、いつ帰ってくるの?」とか社内の人たちからも言われるじゃないですか。もう今はさっぱり言われないです(笑)むしろ東北の人じゃなかったんですか?という感じ。
エース:
20年近く経つとそうなってしまうんですね(笑)ではまず、薬剤師になったきっかけを教えてください。
持丸:
自宅の前が畑だったんです。そこで農薬とかを散布していたんですが、ある時、その近くの雨水を飼っていた犬が飲んじゃったんですね。それがきっかけで腎臓を悪くしちゃったのが原因で死んでしまいました。薬はいいものだと思っていましたが、場合によって、生き物を殺してしまう原因にもなる、という体験から薬に興味を持ち始めましたね。
エース:
なるほど。もとから、理系の意識はあったんですか?また、お医者さんと言う選択肢はなかったでしょうか。
持丸:
血が苦手って理由もあって、手術とか無理かなあ、と医者の道は早々に諦めました(笑)勉強では化学とかは得意だったし、おじいちゃんが医療の分野のほうで働いていたので、なんとなく方向性は意識していましたね。

地方都市の魅力とは?

エース:
では、異動してきて最初の店舗のお話をお聞きしたいんですが。
持丸:
最初、まず「喜多方へ行ってね」って言われたんです。え?喜多方ってどこ?ラーメンしか聞いたことない!というくらい、東北についての知識は全然なかった(笑)とりあえず、移動するとき困るだろうと思って。原付のバイクだけ持って行ったんですよ。そうしたら2月だったので雪降ってて、バイクなんて全然動かないんです(笑)関柴という街ですね、4〜5年ぐらいいましたね。
エース:
雪がすごい、という情報もなかった(笑)
持丸:
そうですね。福島でもエリアによって気候は違いますが、知らなかった。その後は南会津の店舗の出店立ち上げ、その後に郡山の出店立ち上げに携わり、今に至る、という感じです。
エース:
なるほど、福島でも色々な箇所で働かれてきたのですね。若手の頃にこちらに来られたと思うのですが、都会と比べて、遊びや余暇の過ごし方はどうしていましたか?
持丸:
色々ありますよ、こっちならではだと…冬はスノボ行くとか、ワカサギ釣り行ったりとか。夏は山登り行ったりとか、バーベキュー大会したりとか。
エース:
楽しそう!やっぱり自然な遊びが地方都市の魅力なんですかね。というかワカサギ釣りって、福島でできるんですか(驚)
持丸:
うん、自然はやっぱり都会では体験できないですよね。桧原湖って、山形県までは行かないけど、福島県の上のほうにある湖でワカサギ釣りはできます。本当に好きな人は、本格的にテント張って氷に穴開けて楽しんでるみたいです。僕らはちゃんと設備をレンタルできるようなところでやりますけどね。
エース:
とはいえ、知らない土地で、仲良くなる友達っていたんですか?
持丸:
薬剤師仲間とは結構仲良くなります。例えば転勤で来る若手世代の子たちとか、会社でイベント企画してあげるのもありますね。近くの店舗のメンバーで集まって、旅行とか温泉行こう、とか。若い者同士で出かけようぜ!って仙台にみんなで買物行ったりとか。昔は、処方元の方と懇親会とかありました。実は、その場所が妻と出会うきっかけでしたね(笑)
エース:
そうなんですね!東北で奥様も見つけてしまったと。でも、聞いていて東北の薬剤師ライフ、とても楽しそうです。
持丸:
辛いのは冬が寒いくらいですよ(笑)あと美味しいものも多い。
福島はラーメンで有名です。会津や喜多方は特に人気のお店が多いので、よく遠征に行きますよ。
持丸:
あ、今話してて思ったんですけど、地方都市のいいところありました、お金が貯まるかもしれません(笑)
エース:
そうなんですか?理由としては?
持丸:
いま薬剤師不足で、転職で地方へ行く薬剤師さんはお給料上がるっていう話は聞きますよね。私は転職していないのでちょっと違いますが、地方勤務は会社として地域手当がでるケースもあり、それはありがたいですね。都会よりお給料が上がる上、物価も安いし、特に家賃が安いのは大きい。それに加えて、そもそも近場でそんなに遊ぶ場所があるわけじゃないので、貯まるんですよね。例えばスノボとかも初期投資だけ終えたら、そんなにお金かからない。
エース:
地方都市では、働いているうちに、自然と貯金ができていると。
持丸:
家庭を持つとちょっと事情は変わりますが(笑)若いうちはそういった面でおすすめかもしれません。
  • 01 YOUは何しに東北へ?
  • 02 東北の震災と薬剤師
  • 03 地方都市で薬剤師をする魅力
YOUは何しに東北へ?

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