薬局事情、実は最先端!?
- エース:
- それでは、沖縄で薬剤師として働くことについて教えてください。
- 金谷:
- そうですね、とにかく沖縄には薬剤師さんが足りないイメージがあります。県内で何店舗か勤務しましたが、どこも人が足りていないですね。
- エース:
- 移住する薬剤師さんが少ないからなんでしょうかね?
- 金谷:
- そもそも、薬科大学が沖縄にないとか、薬剤師さんがなかなか定着しない、という理由もあるみたいですね。私もまさか移住してきて、こんな長い期間いるとは思ってませんでしたから(笑)
- エース:
- なるほど。沖縄の薬局は東京とはどう違いますか?
- 金谷:
- 個人的には、東京より進んでいると思います。今いる会社は沖縄県初のドライブスルー店舗をはじめた薬局なんです。

- エース:
- すごい、ドライブスルー!これはあまり見たことないですね。
- 金谷:
- 沖縄が車社会なので、そのニーズを汲み取った施策ですよね。車を降りずに薬を受け取りたいという方はいらっしゃるので、アプリを使って服薬指導を受ける仕組みは、すごく進んでいると思います。
- エース:
- 拝見しましたが、かなりの数の人がドライブスルーでお薬を受け取っていますね。
- 金谷:
- そうですね、県外から来られた方からはすごく驚かれます。また、よく「ウチナー時間」と言ったりしますが、沖縄の方は時間におおらかなんです。そういう文化や時間感覚が、患者さんの満足度を高める施策を試せるベースにあるのかもしれません。

なんくるないさー精神で!
- 金谷:
- また患者さんとのリレーションもできているので、在宅医療やかかりつけも増えてきています。私は沖縄に来たときに、様々な施策を見て、逆に自分が薬剤師としてやれていたことが、遅れていたのではないか?と思ったくらいです。
- エース:
- 東京の薬局で働いていた金谷さんでもそうなんですね!
- 金谷:
- 色々と成長できる土壌があるのは、驚いたことの1つです。もっと牧歌的な雰囲気を想像してましたから(笑)服薬指導はカウンターで座って行います。しっかりと患者さんと会話できるようにするためです。

- エース:
- 確かに、ここまで徹底している薬局さんはあまり見たことないですね。
- 金谷:
- 「おじい」「おばあ」と沖縄の人は気さくに呼びます。本当に知らない人と会話するハードルが低くて(笑)そういったコミュニケーションは気持ちいいですね。なので、薬剤師として復帰しても、すぐに溶け込めました。
- エース:
- 都市部からやってきて、また一段と成長を感じられたというお話は驚きでした。金谷さん、最後に沖縄で薬剤師をしてみたい、と思っている方へ、メッセージをお願いします!!
- 金谷:
- もし移住しての転職を考えている薬剤師さんであれば、あまり悩んでいても結果は出ないので、とにかく飛び込んでみることが大事かと思います。沖縄では「なんくるないさー」とも言いますが、自分が信じた正しい道を歩む努力をすれば、自然と結果はついてくるのではないでしょうか。沖縄の人も、沖縄にやってきた人も、みんな優しいので、受け入れてくれる場所だと思います。

- 金谷:
- 私も1年ほどのブランクがあってから薬剤師に復帰しましたが、免許さえあれば何も心配することは無かったです。この薬局は中途入社でも研修もしっかりやってくれたりするのが魅力かな。私自身、性格もだいぶ変わりました。すごくおおらかになったように思います。それは沖縄の暖かい気候のおかげかもしれません。もうすっかり気分は沖縄人です(笑)何か新しいことにチャレンジしたいと思っている薬剤師さんは、ぜひ沖縄へお越しください!

沖縄地方で働く薬剤師の魅力!
仕事に追われる毎日を変えるため、パッと区切りをつけ、沖縄に飛んだ金谷さん。その行動力もさることながら、しっかり受け入れてくれる文化があるのが沖縄という場所の魅力なのかもしれません。免許さえあればどこでも働ける薬剤師だからこそ、新天地に沖縄はいかが!?沖縄エリアおすすめ求人情報もチェックしよう!
